今日の嬉しかった事。
2002年2月8日☆今日のえみり☆
今日はわらったり、泣いたり忙しかった。
仕事が忙しくてなかなか会えなかった友達Nが、メールをおくってきた。様子がおかしい。仕事後すぐ電話すると仲間がすでに集まっていた。
とにかく話を聞くと彼氏(上司)と仕事の事でもめたらしい。
まだ新人のNにここ半年、しょっちゅう12時間の残業をさせ、(12時間労働ではない。12時間残業だ。Nはほとんど毎日2時間ほどしか寝ていない。もちろん無給)自分のミスをN達社員のせいにしているとの事。
その上「君はもう信用できない」と言われ、一時間半トイレに立てこもったらしい。
誰より頑張り屋のN。
おとなしくて、可愛くて、やさしいN。
12時間残業も、「人がいないから仕方ないし、必要とされてる事が嬉しいから頑張れる」と言っていたN。
(でもNはぶっ倒れたり、急に意識がなくなったりしていた。)
Nが小さい声で言った。
「本当は体力的にずっとつらかったし、人前にでるのが苦手な私が、人の上に立つべき仕事をしている事はかなりのストレスだった。社会に出たんだからって、私なりに一生懸命やったけど、彼に信用できないって、そういわれたら私、もう何をどうやったらいいのかわからないよ。・・・もう辞める。別れる。」
Nは、涙をジャージャー流した。
満員のジョナサンで。
大好きな彼に、頼られたんだからNも頑張ったんだろう。
日々、12時間残業もした。(サービス残業。)
引っ込み思案のNは、人前だとあがってしまう為、(新人なのに)新人アルバイトの研修の練習や、説明の練習もした。徹夜でした。
でも私達は22歳のぺーぺーで、外見大人なのにまだ子供で、失敗ばかりして、ベテランの方から見たら、どうしようもない、使えない、頭の弱い女の子だろう。
まぁしかたない。
Nの彼(上司)は、Nにもっといい女になってほしいんだろう。次々と与えられる試練はその為だろう。自分の女を向上させるなんて、いい男じゃないっすか。
でもえみり個人的にはどうしてもこの彼氏好きになれないんです。
「そんなに友達、友達って・・・。所詮友達なんて、困った時は何の「役」にもたたないよ・・。」とか言っていたらしいのですあなたの人生の中の事で、そう思うのは勝手ですが、それを彼女に押し付けてはいけません。
金が大切なひとも、
車が大切な人も、
恋人が大切な人も、
モーニング娘が大切な人も、
家族が大切な人も、
メロンパンが大切な人も、
友達が、大切な人もいるんです。
人の「大切」を否定してはいけません、
Nの青白い顔を見た。
えみりはどんどん痩せて不健康になっていくNを見て、なんども無理するなといってきた。そして考えた。
・・・頑張るって、どんな事だろう。
人にはそれぞれ頑張り方がある。
難しい事も結構すんなりやってのける人。
どんなに頑張ってもなかなかできない人。
頑張ると楽しい事。
頑張りすぎてつらい事。
楽しくない人生なんてえみりは嫌だ。
だから、楽しい事をみつける。
いつ死ぬかわからない。
昨日まで笑ってたって、もう帰って来ない人を沢山見てきた。
苦労好きならそれでいい。
いつ死んでも後悔しない生き方がいい。
えみりは「楽しい」好きだから、それがいい。
Nは?
その時彼氏(上司)からメールが来る。
笑えるほど、苦しい正論をならべ、最後に「君はもっと強くなってください。」
Nが「フッ」と笑った。・・・こ、怖い!!!!
重い沈黙・・。
友達の一人が言う。
「でも、Nちゃんは可愛いし、守ってあげたいかんじするでしょ?そこがよくない?強くって・・・。なんか、嫌だなぁ。」
次々友達も言う。
「え、強く・・・。24時間労働しろって?(笑)法律違反だよ、私の職場(公務員)では考えられないなぁ・・。」
「男の社員って、結構そういうのあるけど、Nは女の子なんだし、そんなにがんばらなくて良いと思う。むしろ、もっとショッピングしたり、キレイになったり、遊んだりしないと、いい結婚できないってかんじしない?つーかN、顔色悪すぎ。男も引くって。それじゃあ。」
「Nは十分強い気が・・・。もんくも言わずただで12時間残業・・。普通できないよ?本当に頑張ったよ。無理しちゃだめだよ、体こわすよ。」
その時、六本木に踊りにいっていた友達が到着。明日仕事なのに寝る時間をさいて飛んできたのだ。むしろ、みな明日しごとやら、でーとやら、教習所やら予定はあるのだが。
事情を話すとその友達は言った。
「つーか、なんでNみたいに可愛いのがあんなブサイクとつきあってんのかわかんなーい。そのうえ価値観があわないなんて、サイテー。別れろ別れろ!!」
さすがに笑えた。
まじめな公務員。
保母。
ギャル。
大学生。
社会人。
主婦。
えみり。
なんて変な集まりなんだ。
はたからみたら、一体なにつながりなんだ。
「でも、Nがそこを辞めて普通に働くとしたら、またいっぱい会えるね。だから、えみりはうれしいなー。その彼になってから、ぜんぜん会ってなかったもんね。でも、こーゆーとき皆がいる事を忘れちゃいけないよね。Nの事が大好きで、困ってたら皆飛んできて、一緒に落ち込んで、泣いて、そしてまた笑う。・・・いいねー、今日の幸せ見っけ!!友情万歳!!」
Nはまた泣き出した。
「そうだよ・・・。ありがとうね、皆・・。」
Nは有給と振り休を使うと、4月まで何もしないでお給料がでるらしい。
・・・あは!!・・・
★家族がいないえみりにとって、友達が時に家族になる。それ以上にもなる。だから、こんな素敵な友達が何年も一緒にいてくれる私は本当に幸せものだ。
今日と同じように、私は皆に駆けつけてもらった日の事を一生忘れない。
今日はわらったり、泣いたり忙しかった。
仕事が忙しくてなかなか会えなかった友達Nが、メールをおくってきた。様子がおかしい。仕事後すぐ電話すると仲間がすでに集まっていた。
とにかく話を聞くと彼氏(上司)と仕事の事でもめたらしい。
まだ新人のNにここ半年、しょっちゅう12時間の残業をさせ、(12時間労働ではない。12時間残業だ。Nはほとんど毎日2時間ほどしか寝ていない。もちろん無給)自分のミスをN達社員のせいにしているとの事。
その上「君はもう信用できない」と言われ、一時間半トイレに立てこもったらしい。
誰より頑張り屋のN。
おとなしくて、可愛くて、やさしいN。
12時間残業も、「人がいないから仕方ないし、必要とされてる事が嬉しいから頑張れる」と言っていたN。
(でもNはぶっ倒れたり、急に意識がなくなったりしていた。)
Nが小さい声で言った。
「本当は体力的にずっとつらかったし、人前にでるのが苦手な私が、人の上に立つべき仕事をしている事はかなりのストレスだった。社会に出たんだからって、私なりに一生懸命やったけど、彼に信用できないって、そういわれたら私、もう何をどうやったらいいのかわからないよ。・・・もう辞める。別れる。」
Nは、涙をジャージャー流した。
満員のジョナサンで。
大好きな彼に、頼られたんだからNも頑張ったんだろう。
日々、12時間残業もした。(サービス残業。)
引っ込み思案のNは、人前だとあがってしまう為、(新人なのに)新人アルバイトの研修の練習や、説明の練習もした。徹夜でした。
でも私達は22歳のぺーぺーで、外見大人なのにまだ子供で、失敗ばかりして、ベテランの方から見たら、どうしようもない、使えない、頭の弱い女の子だろう。
まぁしかたない。
Nの彼(上司)は、Nにもっといい女になってほしいんだろう。次々と与えられる試練はその為だろう。自分の女を向上させるなんて、いい男じゃないっすか。
でもえみり個人的にはどうしてもこの彼氏好きになれないんです。
「そんなに友達、友達って・・・。所詮友達なんて、困った時は何の「役」にもたたないよ・・。」とか言っていたらしいのですあなたの人生の中の事で、そう思うのは勝手ですが、それを彼女に押し付けてはいけません。
金が大切なひとも、
車が大切な人も、
恋人が大切な人も、
モーニング娘が大切な人も、
家族が大切な人も、
メロンパンが大切な人も、
友達が、大切な人もいるんです。
人の「大切」を否定してはいけません、
Nの青白い顔を見た。
えみりはどんどん痩せて不健康になっていくNを見て、なんども無理するなといってきた。そして考えた。
・・・頑張るって、どんな事だろう。
人にはそれぞれ頑張り方がある。
難しい事も結構すんなりやってのける人。
どんなに頑張ってもなかなかできない人。
頑張ると楽しい事。
頑張りすぎてつらい事。
楽しくない人生なんてえみりは嫌だ。
だから、楽しい事をみつける。
いつ死ぬかわからない。
昨日まで笑ってたって、もう帰って来ない人を沢山見てきた。
苦労好きならそれでいい。
いつ死んでも後悔しない生き方がいい。
えみりは「楽しい」好きだから、それがいい。
Nは?
その時彼氏(上司)からメールが来る。
笑えるほど、苦しい正論をならべ、最後に「君はもっと強くなってください。」
Nが「フッ」と笑った。・・・こ、怖い!!!!
重い沈黙・・。
友達の一人が言う。
「でも、Nちゃんは可愛いし、守ってあげたいかんじするでしょ?そこがよくない?強くって・・・。なんか、嫌だなぁ。」
次々友達も言う。
「え、強く・・・。24時間労働しろって?(笑)法律違反だよ、私の職場(公務員)では考えられないなぁ・・。」
「男の社員って、結構そういうのあるけど、Nは女の子なんだし、そんなにがんばらなくて良いと思う。むしろ、もっとショッピングしたり、キレイになったり、遊んだりしないと、いい結婚できないってかんじしない?つーかN、顔色悪すぎ。男も引くって。それじゃあ。」
「Nは十分強い気が・・・。もんくも言わずただで12時間残業・・。普通できないよ?本当に頑張ったよ。無理しちゃだめだよ、体こわすよ。」
その時、六本木に踊りにいっていた友達が到着。明日仕事なのに寝る時間をさいて飛んできたのだ。むしろ、みな明日しごとやら、でーとやら、教習所やら予定はあるのだが。
事情を話すとその友達は言った。
「つーか、なんでNみたいに可愛いのがあんなブサイクとつきあってんのかわかんなーい。そのうえ価値観があわないなんて、サイテー。別れろ別れろ!!」
さすがに笑えた。
まじめな公務員。
保母。
ギャル。
大学生。
社会人。
主婦。
えみり。
なんて変な集まりなんだ。
はたからみたら、一体なにつながりなんだ。
「でも、Nがそこを辞めて普通に働くとしたら、またいっぱい会えるね。だから、えみりはうれしいなー。その彼になってから、ぜんぜん会ってなかったもんね。でも、こーゆーとき皆がいる事を忘れちゃいけないよね。Nの事が大好きで、困ってたら皆飛んできて、一緒に落ち込んで、泣いて、そしてまた笑う。・・・いいねー、今日の幸せ見っけ!!友情万歳!!」
Nはまた泣き出した。
「そうだよ・・・。ありがとうね、皆・・。」
Nは有給と振り休を使うと、4月まで何もしないでお給料がでるらしい。
・・・あは!!・・・
★家族がいないえみりにとって、友達が時に家族になる。それ以上にもなる。だから、こんな素敵な友達が何年も一緒にいてくれる私は本当に幸せものだ。
今日と同じように、私は皆に駆けつけてもらった日の事を一生忘れない。
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