☆水曜日☆

☆電車の中でなおに呼び止められる。
偶然。　
　
どうやら、なおとは最近偶然出会う運命にあるらしい。　
　
仕事などの話をして、すぐ駅に到着。　
すぐ「バイバイー」と反対の出口へ向かう。　
　
　
　
うずうず、遊びたい。　
うずうず、会社行きたくない。　
　
　
　
しかしサボるわけにもいかず、
「明日会社前、お茶しよー！SVさんがなおにセンベツくれて、預かってるからー！」
とメールした。
　
　
水曜日だから会社にはみっちゃんが居ない。　
　
つまんない。　
　
　
　
うずうず、会いたい。　
うずうず、沢山お話したい。　
　
　
　
　
とたん、あからさまに元気が無くなるエミリ。　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
しかも、泣きたくさえなる。　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
エミリのココロの一部はヘンテコだと思う。　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
大好きなタイさんが、
「どうしたの！」
と声をかけてくれて、
やっと仕事に対してのエンジンがついた。　

　
「今日から始まったこれ、私ちょっと資料作ったんだけどエミリちゃんチェックお願いね！
変な所なおしてくれる？」　
　
タイさんはすごい。
エミリはあっちゅーまにやる気満々になる。
そーゆーオーラを持った人間なのだ。
こーゆー人が私の上に立つべきである。　
ついでに、SVも加わって、どんどんやる気になった。　

　
　
気が付いたら、もう退勤時間になっていて、
今日の仕事はあっちゅーまだった。　
　
　
　
これがもっとやりたいことだったら・・・。
　
　
　
エミリはそう思った。　
エミリは一ヶ月の利息計算だとか、金利の日割り計算だとか別に全然好きでない。　
　
これが好きなことだとしたら、
仕事はなんて楽しいんだろうとおもうはず。　
　
　
でも、何がやりたいのか解らない。
今のエミリには、「返済方法変更」や「入金連絡、口座振替反映前と反映後」のマニュアルを作ってあげる事くらいしかできない。　
　
　
　
　

　
　
しかたない。　
　
　
　
　
　
　
　
☆マセ・・・。　
マセ、あんまり具合が良くない。　
　
エミリは心配だ。　
　
　
　
☆ダッシュ。　
　
仕事が終わって、エレベーターのボタンを連打するくらい、
やねなしさんに会いたかった。　
　
急いで降りたらまだ、お迎えは来ていなかった。　
　
よかった、最近待たせてばかりだったから。　
　
　
　
☆やねなしさんと本屋さんへ。　
　
やねなしさんが学校で使う資料を買いに、
近くの本屋さんに行った。　
色々な本を見たり、絵本も見た。　
　

「俺、絵本好きー。」
嬉しそうに絵本コーナーへ行くやねなしさん。　
エミリも絵本コーナー大好き。　
　
　
　
　
小さい時にママに買ってもらった絵本発見。　
　
「きいろいばけつ」
　
長々エピソードを語るエミリ。　
一生懸命聞いてくれるやねなしさん。　
一部始終話し終わると、満足してもとの場所へ本をもどし、しゃがんでまた他の本を見るエミリ。　
「鳥」のずかんを一生懸命見るやねなしさん。　
　
　
　
　
またママに買ってもらった絵本発見！　
　
「ことわざの本。」
　
大騒ぎのエミリ。
嬉しそうにうなずくやねなしさん。
横にあった、その本の続編をみつけ開くやねなしさん。
のぞくエミリ。
2人で笑う。
　
他には
「かぎばあさんシリーズ」
「ちいさいももちゃんシリーズ」
を、ちっとだけ読んだ。　
　
　
　
　
次は写真家の方が撮った、写真集の所へ移動。　
動物や植物の生き生きした一瞬を収めてあるプロの本。　
　
小さい犬を集めた本。　
　
空の本。　
　
道の本。　
　
なかでもラブラブなプレーリドックを見つけ、
大喜びのやねなしさん。　
すごくすごく、素敵な写真。　
写真家の方はすごいなぁ。
何回も見て、喜ぶやねなしさん。　
　
エミリも大喜び。

　
つぎに見た、
らいおんや、クジラや、鳥がとてもきれいに写っている本を購入。　
わくわくでした。　
　
　
　
　
　
　
本屋はとても素敵だなぁと思う。　
　
　
　
でも探していた本がみつからないので、
もう一軒、夜中の2時までやっている本屋へ。　
　
でも、どうやら1時までになってしまったようで、
閉店していた。　
　
となると、渋谷のツタヤか？
という話になったが、やねなしさんは明日も学校が朝からあるため、
次回となりました。　
　　
　
　
　
　
本が人に与える影響を考えると、
本を作っている人、書いている人、描いている人、
写真を撮っている人、みんなみんなすんごいなと思いました。