☆ぐっすり眠って、起きたのが朝日のシワザでした。 
 
サトコの部屋は、朝、キラキラの光が入ってくる素敵な部屋でした。 
 
サトコはまだねていたので、シャワーを借りるため居間のほうへ行くと、
スッチーのおねいちゃんが掃除機をかけていました。 
 
「あ!クリニックのエミリです!」
というと、
おねいちゃんはキラリンビームを放ちながら(?)

「あはは!知ってるよー。エミリちゃんでしょー。」
といってくれました。 
 
居間も、朝日がきらきらしていて、
とても広くて、
ピアノがあったり、
テーブルがとても大きくて、素敵でした。 
 
エミリがうっとりしていると、
ちびっこが現れました。 
 
こーちゃんです。 
 
おねいちゃんの子供です。 
 
 
 
「あー!きみが、こーちゃんだね!」
とエミリが言うと、
ニコニコしながら、
近寄ってきました。
 
よち 
 
 
 
よち 
 
 
 
 
よち。 
 
 
 
 
 
じーーーーーーーーーーーーーーーー。 
 
 
 
 
 
 
 
 
エミリを観察するこーちゃん。 
 
 
 
 
「かわいいーーーーーーー!!」 
 
エミリがそういいながら、手をだしたら、
 
 
「キャー☆」
とニコニコしながらだっこしてきました。 
 
 
 
 
ムネキュンーーーーーーーーーーーー!! 
 
 

 
 
「あはは!こーちゃんは、かわいいっていう意味はわかるんだよねー。」
 
おねいちゃんは、掃除機をとめながら言いました。 
 
 
そのあとも、
こーちゃんは、エミリの後をくっつきまわり、
シャワーのお部屋にはいると、
ドアの向こうで
「ギャーーーー!」
とドアをバンバンたたいていました。 
 
 
「こらこら!エミリちゃんは、お風呂はいるんだって。」 
 
「ギャー!」 
 
どうやら、大変好かれたようで、
とても嬉しかったです。 
 
 
 
☆オフロからでると、
こーちゃんは、サトコにだっこされていました。 
 
「キャー☆」
こーちゃんは、エミリの方に手を伸ばして、
ブンブンやっていました。 
 
「なにー?エミリの事気に入っちゃったの?こーちゃん。」
サトコは、こーちゃんをエミリにだっこさせました。 
 
 
 
 
カワイイー!
カワイイー! 
 
 
 
 
「キャー☆」
(あばれるこうちゃん。) 
 
(おろそうとすると、くっつく)
 
「キャー☆」 
(また、あばれる) 
 
(またくっつく。) 
 
 
 
 
 
 
 
お、
重い・・・。 
 
 
 
ママは、赤ちゃんをいつもだっこしているけれども、
とても大変で、嬉しい事なんだと思い知りました。 
 
 
 
☆エミリ遅刻寸前。 
 
こーちゃんと戯れていると、
おねいちゃんとサトコが朝ご飯を作ってくれました。 
 
今日は、エステでバイトの日です。 
 
 
あわわ!
 
昨日サトコが、ここから銀座まで調べてくれたので、
次のバスに乗らないと遅刻です。 
 
 
あわわ! 
 
 
「こら、こーちゃん、離れて!」
サトコがこーちゃんをひっぺがし、
エミリをダイニングへつれていってくれて、
ホコホコのホットケーキとヨーグルトがオシャレにでてきました。 
 
 
「わー!」 
 
 
感動をあらわにしていると、
 
「早く食べて!食べれるだけたべたら、もういかないと、バスに乗り遅れるよ?」 
 
といわれ、急いで食べました。 
 
 
 
 
「キャー☆」 
 
こーちゃんが、ホットケーキにくぎづけで、
エミリが与えようとすると、

 
「エミリ!早く食べないと遅刻するから!
こーちゃんのは、こっちよ!」
と、
サトコは、こーちゃんにおいしそうなのを見せて、
こーちゃんがつられているまに、
エミリは朝ご飯をたいらげました。 
 
 
そして、
おねいちゃんと、
サトコと、
こーちゃんに見送られながら、
急いでサトコんちをあとにしました。 
 
 
 
 
☆バス 
 
きらきら、朝が素敵なあの街で、
向こうの道からバスが走ってくるのが見えました。 
走るエミリ。
どうにかまにいあいました。 
 
しかし、バスにて、一万円しかないのに気が付きました。 
 
 
「あわわ・・。」 
 
バスで高校を通学していたエミリにとって、
バスにて一万円なんて、
そんなルール違反はわかりきったことでしたが、
バスの運転手さんに、
あやまり、
「小銭はないの?」
と聞かれ、
探すと、
2円しかありませんでした。 
 
あわわしていると、
一番前にいたおじちゃんが、

「あ、私が出しますよ。」
と、出してくださいました。 
 
 
 
何回も「ありがとうございます。」
というエミリに、
ニコニコのおじちゃん。 
 
あぁ、
素敵な街では、
おじちゃんまで素敵でした。 
 
 
 
朝のキラキラ光のなか、
エミリは、
素敵な町並みを見てニコニコでした。 
 
 
 
☆電車 
 
また、電車でもハプニングでした。 
 
おばあちゃんに、
「この電車は、○○にいきますか?」
と聞かれ、
「うーんと、あんまりよく知らないんですけど、多分行きません。」
と言い、
しかし、
なにか嫌な予感がしたので、

「おばあちゃん、ちょっとまっててください。聞いてきますんで!」
と走ってキヨスクで聞くと、
「あ!これですよ!早くのってください!」
といわれ、
 
「おばーーーーーちゃーーーーーん!
これですーーーーーーーー!
早くのってくださいーーーーーーーーーーー!」
 
 
とはるか遠くから、叫びながら走るエミリ。
 
おばあちゃんは、慌てて荷物を持ち、
一緒に乗り込みました。 
 
「ごめんなさいねぇ。どうも、乗り慣れなくて・・・。親切にしてくださってありがとうね。」
と、
言われました。 
 
が、その電車は、
きのうサトコに、
「これに乗るんだよ。」
といわれた電車で、エミリも乗る電車でした。 
 
ありがとうと言わなければならないのは、
エミリのほうでした。 
 
 
☆エステにて。 
 
今日は、忙しかったです。 
 
洗濯モノがありえないくらい残り、
ちっとして冒険心で、
まわっている洗濯機をあけたら、
びしょびしょになり、
一人で大騒ぎでした。 
 
 
 
 
 
 
 

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